コロナウィルスに関しては世界中で様々な研究が行われています。ワクチンの開発もそうですが、今日はもっと我々が身近なところで関係する研究についてです。
カナダの大学の調査ですが、ソーシャルディスタンスを1m以上とることで感染リスクが8割以上も減少することが報告されました。緊急事態宣言の解除後、少し気が緩んでいる方もおられるようでスーパーなどでレジ待ちをしていると床に張っている距離をとるように指示したテープを無視してすぐ後ろに並ぶ方を時々見ることがありますが、やはり指示に従って距離をとることが重要なようです。
また、マスクの着用もほぼ同じ割合でリスクが軽減できるとの報告もされています。さらには目を守るためのゴーグルも有効との報告もあります。感染の可能性がある方に接する必要のある方は是非マスクと共にゴーグルやフェイスシールドの着用をお願いいたします。
大阪でも感染者が再び増えてきているので、危機感をもって生活したいものです。
6月19日に新型コロナウィルス接触確認アプリ(COCOA)がインターネット上で公開されました。日本では緊急事態宣言の解除に続き、他府県への移動の自粛も緩和され、部分的な外国との往来も再開されようとしていますが、世界的にはウィルス感染拡大は加速しており、今日までに900万人が感染したと言われています。
日本においても気を緩めず、第2波に備えたいものです。COCOAは感染が確認された患者と過去に1m以内に5分間空間を共にしたひとに感染のリスクを伝えるアプリだそうですが、日本全体で60%以上の人がアプリを使用しないと有効性を発揮できないとのことです。
どれほど有効化は未知ですが、日本人一丸となってコロナウィルスに対抗するためには協力する必要があるかと思います。
高齢者を悩ます病気のひとつに変形性膝関節症という病気があります。年齢が増すほど増えていく傾向があり、膝の軟骨が少しずつ減少していき、骨がすり減り、変形し痛みが生じます。症状は膝関節の痛み、膝に水がたまる、こわばりなどがあります。
初期には注射などの薬物療法や装具療法、運動を行う理学療法などの治療法があります。中期になると関節境をしようしたり、脛の骨を切って膝関節の角度を変えるなどの手術を行います。末期では関節の破壊がひどくなるため、人工関節置換術という人工の関節に取り換える手術が行われます。
早い段階で適切に対処できれば症状の進行を抑えることができます。当事業所では経験豊富な理学療法士もいますので、お悩みの方はいつでもご相談ください。