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  • 轍

    筋萎縮性側索硬化症という難病があります。全身の筋肉が萎縮し筋力低下を起こす病気で最後は呼吸をする筋肉も弱くなるため、人工呼吸器が必要になります。
    有効な治療法はまだ確立されていません。しかし先頃アメリカの製薬会社が開発している薬がこの病気の症状の進行を遅らせ、延命にも効果があるということが分かったそうです。
    この薬は飲み薬でヒトの細胞の中にある細胞内小器官・小胞体やミトコンドリアに作用することで病気の進行を遅延させるとうもののようです。
    現時点では試験段階のようですが、早く患者さんへの治療に使えるようになってもらいたいものです。

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  • 轍

    糖尿病治療には運動が重要であるということですが、特別厳しい運動やスポーツをしなければならないということではなく、普段の日常生活でできるだけ身体を動かす習慣をつけるということが大切だと言われています。
    自宅内ではリモコンスイッチを使わず、移動して機器を操作したり、洗濯や掃除の時に意識的にかがんだり、膝の屈伸運動を行ったり、テレビを見る時は立って見るなどの工夫ができます。
    屋外では自動車や電車の移動を減らして自転車や徒歩での移動を増やしたり、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使用する、電車に乗った際はなるべく立つなどがあります。
    糖尿病治療だけでなく、日ごろの運動不足の解消にも役立つと思われます。

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  • 轍

    糖尿病治療の中でもっとも容易に行えるのが、運動療法です。
    一つ目は有酸素運動です。息が切れない程度の軽めの運動を持続的に行います。ウォーキングや自転車こぎ、踏み台昇降などを1日の合計で20分~30分程度を目安に行います。
    もう一つは筋力トレーニングです。立った状態から膝を軽く曲げるスクワット運動、真っ直ぐ立った状態から背伸びをする動作のかかと上げ運動などがあります。立って行う動作なので転倒には十分注意が必要です。
    いずれの運動も体の具合が悪くなったり、痛みが出た場合は速やかに中止し、主治医や理学療法士に相談するようにしていただければと思います。

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  • 轍

    今回は糖尿病の治療についてです。糖尿病の悪化や合併症を予防するためには血糖値のコントロールをすることが大切だと言われています。
    まず一つ目は運動療法です。運動をすることで血液中の糖が筋肉に吸収されやすくなり、血糖値が下がります。運動を継続するとインシュリンというホルモンのはたらきが向上し、糖が筋肉に取り込まれやすくなると言われています。
    二つ目は食事療法です。もっとも重要なものは適正なエネルギー量を摂取することです。大部分の患者さんは過度なエネルギー摂取をしています。さらに栄養バランスや時間などを考慮した規則的な食事も重要と言われています。
    三つ目は薬物療法です。飲み薬と注射薬があります。運動療法と食事療法をしたうえで血糖コントロールが不十分な場合に行われます。

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  • 轍

    前回に引き続き糖尿病についてです。血糖値のコントロールが悪かったり、糖尿病が悪化したりすると色々な合併症が起こると言われています。
    まず、末端の細い神経が障害されることにより、手足のしびれや感覚の鈍麻(にぶくなること)が生じます。同じように細い血管も障害を受け、目では網膜症という進行すると失明することもある病気、腎臓では腎症となり、最悪の場合、人工透析をしなければならない状態となります。足先であは血行が悪くなり、壊疽(えそ)と言って足先が黒く変色し、最後には腐ってしまう状態になります。脳では脳梗塞や脳出血などの脳卒中になります。心臓では狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患と言われ命に関わる病気です。
    このように糖尿病は非常に恐ろしい病気を招く病気です。

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