近年疼痛治療に光線が使われるようになっているようです。痛みの原因は解明されていないものも多く、まだまだ研究段階ですが、少しずつ有効な治療法も確立してきているようです。
使用される光線は半導体レーザーやハロゲンランプを使ったもの、キセノンライトを使ったものなどがあります。これらの光線を患部に照射することにより、血流改善や神経伝達の抑制、抗炎症作用などが生じ、疼痛を軽減できるということです。
対象となる疾患として帯状疱疹やその後の神経痛、筋・筋膜性疼痛、外傷後の後遺症や腰痛や関節リュウマチなど様々な疾患に用いることが出来るようです。
慢性的な疼痛で苦しんでおられる方には朗報かもしれませんね。
認知症になるリスクを高めるものも明らかになってきています。
糖尿病は人体の細胞を痛めて様々な病気を引き起こしますが、認知症にも大きな影響を与えます。アルツハイマー病の原因となるアミロイドβというタンパク質を脳に蓄積させます。
また、高齢になるにしたがい、うつ傾向や転倒による頭部の外傷、活動性の低下、人との交流の減少もリスクを高めます。
バランスの良い適切な食事と活動的な生活が認知症の予防に不可欠です。
認知症をできるだけ予防するためには食事にも気をつける必要があります。
一般的には高カロリーや低たんぱく、低脂肪は認知症のリスクを高めると言われています。偏りのないバランスのとれた食事が理想ですね。これは心臓疾患や動脈硬化を予防する食事とも共通します。
また、適度な飲酒が認知症の予防に効果があるという報告もあります。ただ、人によって基礎疾患や適度な量には差があるので注意が必要です。
認知症をできるだけ予防するためには日常生活を活性化することが推奨されています。
家族や家族以外の人々と交流をもつことが認知症を予防することに効果的であることが推奨されています。デイサービスやデイケアを認知症の方に勧めるのはここに大きな理由があると言えます。他者と接するということは脳にとても刺激的なんです。
趣味をもつことも重要です。認知症になられる多くの方が趣味がなかったり、長年行ってきた趣味をやめてしまうことがきっかけで認知症になったとの話も聞きます。時間を忘れて没頭できるようなものがありば脳にも良い刺激になります。
他にも旅行やパソコン、料理や園芸なども良いと言われています。
認知症の予防には何が有効かということが、少しずつ分かってきています。前回の運動に加え、バランスの良い食事や活動的な日常生活が有効と言われています。
まず食事に関しては炭水化物を中心にバランスの取れた食事をするようにします。高カロリー食や低蛋白食、低脂肪食は認知症のリスクを高める傾向にあると言われています。また、適度な飲酒も予防効果があるという報告があります。