コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて当事業所では今まで以上に感染予防を徹底しております。サービス実施に際しては利用者様のみならず、ご家族や身近な方の状況もお聞きしながら情報を収集しております。
しかしながら利用者様の中には訪問サービスを受けるのは少し不安である方もいらっしゃるのも事実です。
当事業所におきましては利用者様にご意向をお聞きしてサービスを一旦休止することも検討しております。ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお申し付けください。また、このような状況ですのでご理解とご協力をお願いいたします。
とうとう新型コロナウィルスに対して緊急事態宣言が発出されることとなりました。
今のところ私たちの事業所の周囲で新型コロナウィルスに感染した方はいませんが、いつ感染者が出てもおかしくない状況になってきました。
私たちが一番恐れるのは知らないうちに自分が感染し、利用者様やそのご家族に移してしまうことです。
医療機関ではスタンダードプリコーションという標準予防策があります。すべてものはウイルスや菌が付着しているという前提で一人の患者さんごとに手洗いや消毒を実施していくというものです。
私たちは自分自身にもウイルスや菌がついている可能性が0ではないという観点から手指の洗浄、消毒、飛沫の防止などを徹底し利用者様の感染リスクを最大限小さくしていきます。
以前ミラーリングというお話しを書かせていただきました。相手の動作やしぐさを模倣するという技術を使うことで無意識レベルでの信頼関係(ラポール)を増大させることを目的としています。
言葉でも同じ目的で用いる場合があります。相手が発した言葉をそのまま利用して返答する方法です。相手が「腰が痛いです」と言ったとするとこちらは「腰が痛いのですね」と応じるような感じです。こうすることにより無意識レベルでの同調が生じると言われています。
以前、傾聴に関して書かせてもらいました。ただひたすら相手の言葉に耳を傾ける、しっかりと相手の話しを聴くという行為はBe with、「あなたのそばにいますよ」という非言語的なメッセージとなります。
「あなたのそばにいますよ」、「あなたの事だけを気にかけていますよ」というメッセージは相手に対して自分が受け入れられている、よく話しを聞いてもらえていると感じてもらうことができ、信頼関係の構築がすすめやすいと考えられています。
相手の話しを聞きながら頭の中で他のことを考えていたりすると目の動きなどで相手にそれを悟られたり、実際に自分の意見を差しはさんだりすることでBe withの効果が激減してしまうので非常に難しい技術です。
日頃から意識的にトレーニングしておく必要がありますね。
人と話をする時の座る位置のお話です。
人にはパーソナル・スペースというものがあり、他者との物理的・空間的な距離感のことを言います。
文化人類学では相手との距離に応じて密接距離、個体距離、社会的距離、公衆距離というように分類することもあるようです。この中で私たち介護や医療の職に就く者は個体距離、社会距離を多用します。
個体距離は相手に手が届く距離でやや小さな声でも会話が可能です。社会的距離はもう少し離れて一般的な会話ができる程度の距離です。初対面の人に対しては社会的距離から面談を始めるべきでしょう。
人はこのようにして空間を用いて自分と他者を無意識に領域分けをしているそうです。